先輩と後輩の関係。
「懐かしい」
『懐かしいね〜何食べる?』
と、食券のところで悩み始める私たち。
悩みに悩んで、舜くんは味噌ラーメン。
私はネギ味噌ラーメンにすることにした。
前まで餃子も頼んでいた舜くんだけど…「いらない〜」とのことだった。
私がお金を出したから遠慮してるのかな。
『気使ってるの?』
「なんで?」
『ラーメンしか食べないから』
「食べれなくなっただけ。人は成長するね」
『胃が小さくなった?』
「そんな感じだよな」
『たくさん食べて、元気でいてね〜』
と、
言うと「体は元気」と笑っていた舜くん。
なんだかキスしてしまい雰囲気だけど、ここは公共の場だからやめとこう…
家に帰るまで我慢。
2人で話しているうちに頼んでいたラーメンが届いた。
「いただきます」
『いただきます〜』
と、勢いよく食べ始めた。
やっぱりここのラーメン屋さんは間違いない。
舜くんともう一度一緒にくることができて、嬉しかった。
『美味しい?』と聞くと「美味しい」と満遍の笑みで答えてくれた舜くん。
愛おしすぎて、抱きしめたい。
ということで、早くお家に帰りたい。