先輩と後輩の関係。
タクシー乗り場に行くと、いつも数台いるタクシーがいなかった。
なぜ、今日に限っていないんだろう。
電車で帰った方が良いだろうか…
でも、タクシーで帰ると決めてしまった私の気持ちはもう変えられない。
意外と頑固だから、私は待つという選択をした。
とりあえず、
ここにあるベンチに座って気長にタクシーを待った。
それにしても、さっきの先輩の言い方はウザいし…寒いし、何もかもがイラつくのは私だけだろうか。
考えれば考えるほどイライラが増していく。
けど、これ以上は考えない方が自分のためかもしれない。
と、思いスマホを触り始めた。
柚香と龍生からの返信はなかったけど、地元の友達から「いつ帰ったくるの?」LINEが来ていて返信をした。
『年始帰る!』
「遊ぶの確定」
『もち!遊ぶに決まってる』