先輩と後輩の関係。
その後、舜くんはシャワーを浴びに行った。
一緒に行く?と言われたけど、『行かない』と即答した。
恋人でもない人と入りたくもない…
何だか、放心状態で何も考えられずぼっとしていた。
気づいたら寝ていたらしく、目覚ましで起床した。
いつもと違う音の目覚ましで、違和感たっぷり…
スマホを手探りで探ししてたら、隣に先輩が爆睡していた。
『…そうだった、先輩の家だ』
昨日のことを全部記憶から消してしまいたい。
一瞬にして、後悔が溢れてきて泣きたかった…
でも、泣いてる暇はない。
自分のスマホが手元になかったから先輩のスマホで時間を確認すると「8:30」だった。
やばい、やばすぎる。
泣いてる暇もなければ、現実を後悔する時間もない…