優しい犯罪





「安心した」


「心配かけてごめんなさい…もうしない」


「うん。あと裸で倒れるのもな」


「え!?あ!そうだった…。恥ずかしい…」





のぼせて顔を赤くした後は、羞恥心で顔を赤くした。



でもまだ心は温かくて、乗せられた手が私の髪をぐしゃぐしゃにすると、今度は熱くなった。



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