せんせい あのね、 *ココロもカラダも編*







「先生…、
 今日は大学あるっていうのに
 来てもらっちゃって
 すいません。どうしても
 渡したいもの、あって……」






「ははっ、謝んなよ。
 

 俺さぁ、実は今すっげぇ
 期待してんだよね」







「期待…ですか?」






「うん、だってさぁ。
 

 お前、
 超甘い匂いすんだもん。

 すげー美味そう」







にやりと意地悪そうに笑うと、私に顔を近づけてきて匂いをかぐ。






「まじ喰いてー」






耳元で先生の低く甘い声がふるえる。








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