せんせい あのね、 *ココロもカラダも編*








咲の憂いを含んだ瞳に見つめられ、寒いはずなのに、身体から熱が湧き上がってくる感覚に襲われた。






彼女の下腹部に手を這わす。




咲は少し身体を強張らせながらも、甘い声を出して、身体を震わせた。






女を抱くのに、こんなにも余裕がなくなるのは、初めてだった。





それにこんなにも大切に抱きたいと思うのは、初めてだった。








「咲っ…、わりぃ…。
 少し痛いの我慢して」







そう言って咲の足を持ち上げ、彼女にいれた。








「ぅあっ…」







小さく呻く様に声を出し、彼女はぶるりと震えた。











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