せんせい あのね、 *ココロもカラダも編*
「んあ…」
カーテンからこぼれる陽の光があたり眩しいのか、先生がくぐもった声を出して、薄く目を開けた。
「あっ…、先生……。
あ、あの、
おはようございます…」
何だか恥ずかしくて、先生から少し目線をはなして、言った。
先生は眠そうに目をこすり、私の方を見ると意地悪そうに、にやりと笑った。
「おはよ。
つか、いー眺めだな」
「……は?」
最初、言葉の意味がわからなかったが、先生の視線の先を見て分かった。
(ふふふふふ服、
着てないままだったんだっ)