【SR】また、月明かりの下で会いましょう。



私の大きな声に
ビクッと体を震わしてから、

あなたは振り返る。

「何?」





「私を何処か遠い所に連れてって?」


これは運命的な出会いだって瞬間的に思った。

なんとなく、直感的に。



男の人はゆっくり話し出す。

「俺からも君に質問していいかな?俺が犯罪者だったらどうする?今俺に言った言葉…言える?」




ガチャ…

と私に向けられたのは。




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