初恋相手に溺愛されてます
出会い
「ごめん、私耳悪いのかも。もう一回言ってくれない?」
中学校生活がおわって早一日
リビングのソファでゴロゴロしてるとお母さんが衝撃的な一言を発した
「だから、あなたの高校めちゃ遠いでしょ?
寮も人数制限で入れなかったから私の知り合いの家に居候させてもらうって話よ。
昨日言ったはずだけど聞いてなかったわけ?」
いやなにそれ。まじでなにそれ。聞いてないんですけど。
どういうこと意味不すぎてわからん
「聞いてないよ!!てか無理なんだけど!ここからでも通えるし!!
しかも誰それ、お母さんの知り合いでもさすがに怖いわ」
「全然大丈夫よ〜〜ほら、お母さんの友達にかおるちゃんっているじゃない?」
まあ、いるけど。あったことないけど。怖いんだけどお母さんの笑顔が。
「かおるちゃんの子供の行く高校があなたの高校のとなりにあるんですって!」
はい、知らない。かおるさんに子供がいることも知らなかった。
「もちろんかおるさんの子供は女の子だよね?」
まじでお願いそうであってくれないと泣いちゃう。という顔でお母さんを見る
「もちろんよ〜!!私も見たことあるけど美形よ美形!!!」
よかった安心。本当のことを言うと私の家から学校まで軽く2時間はかかる
どうしてもその学校に行きたくて受験したんだけど通学のこととか全く考えていなかった
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