初恋相手に溺愛されてます

「それじゃあ私はここで」

予想もしてなかった言葉が隣で聞こえた

「あら〜もういくの？残念ね」

「ごめんね、この後予定があるから。莉々をよろしくね」

「また近いうちに会おうね、莉々ちゃんはまかして！」

いやまじか。はじめましての家に娘をおいていくか！っておもったけど

予定があるのならしょうがない、大人しくしよ


かおるさんの家に上がってソファに座るとあることを思い出した

「あの、かおるさんの子供っていうのは、、？」

「あら、そうだったわね、確か啓太なら上にいるはずだわ呼んでくるね」

啓太、、？うーんとちょっとまって女の子って言ってたよね

うん啓太っていう名前の女の子かもしれない

実際にけいとっていう友だちがいるわけだし

大丈夫大丈夫わんちゃん私の聞き間違い


一人で頭を悩ませながらまっているとかおるさんが笑顔で降りてきた

「もう少しで待ってくれる？あとちょっとで降りてくるって」

怖い。かおるさんの笑顔とお母さんの笑顔が一緒だ。

二分ぐらい待っているとかおるさんの子供らしき人が降りてきてた