トップアイドルの恋 Season2〜想いを遂げるその日まで〜
「ほーら、涙を拭いて。せっかくのメイクが台無しよ?」
「明日香。いつも私達を支えてくれてありがとう!辛い時だってたくさんあったはずなのに、いつだって明日香は笑顔で私達を励ましてくれた」
「明日香がいてくれたから、私達はここまでやって来られたの。いつまでアイドルを続ければいいんだろうって悩んでた私達を、明日香が救ってくれた。本当にありがとう!これからは明日香が幸せになってね」
「明日香ちゃん。りな達3人をいつも助けてくれてありがとう!私も心からあなたに感謝するわ。どうか幸せになってね」
「みんな…、優子さんも、ありがとうございます」
コットンキャンディの3人に囲まれ、明日香は堪えていた想いが一気に溢れ出した。
「りなちゃん、あみちゃん、ふうかちゃん。あの頃、何も知らないまだ高校生だった私を受け入れてくれて、本当にありがとう。みんなのおかげで今の私がある。これからもみんなのそばで頑張らせてね」
「もちろんよ!」
「これからもよろしくね、明日香!」
4人で手を取り合って泣きながら笑う。
最後に瞬が、明日香、と呼んだ。
はい、と顔を上げた明日香に、瞬は優しく笑いかける。
「俺を信じて、俺だけを想い続けてくれて、本当にありがとう。これからは絶対に、どんな時も明日香のそばにいて明日香を守る。俺の人生をかけて、明日香を幸せにしてみせるから」
「瞬くん…。ありがとう。大きなリスクを背負ってでも私と結婚してくれて。もう充分、私はあなたに守られてる。だから私にも、あなたを守らせて。どんな時もずっとそばで支えるから。この先の人生もずっと」
瞬は優しく微笑んで頷くと、ポケットから小さなケースを取り出して蓋を開けた。
「えっ、これって…」
ぐるりと1周するようにまばゆいダイヤモンドをあしらったエタニティリングに、明日香は驚きながらもうっとりと魅入る。
「明日香が、衣装に引っ掛けるのが心配だから指輪はいらないって言ってたけど、どうしても贈りたくて。これなら引っ掛からないだろ?」
丁寧に埋め込まれたダイヤモンドは、表面も滑らかで、瞬はジュエリーショップで何度もスタッフと確認しながら選んでいた。
「瞬くん、わざわざ買いに行ってくれたの?誰かに見つかったりしたら大変なのに…」
「それが、あっさりバレちゃってさ」
「ええ?!大丈夫だったの?」
「うん。店員さんも、おめでとうって言って、一緒に選んでくれた」
「そ、そんな…。もう無茶はしないで。ね?」
「無茶じゃないよ。幸せだった。愛する妻に指輪を選ぶなんてさ」
そう言って笑うと、瞬はケースから指輪を取り、明日香の左手薬指にゆっくりとはめた。
「うん、よく似合ってる」
「わあ、なんて綺麗…」
どの角度からもキラキラと輝きを放つダイヤモンドの指輪に、明日香は右手でそっと触れる。
「ありがとう、瞬くん。ずっと大切にするね」
「ああ」
二人は見つめ合って微笑んだ。
「明日香。いつも私達を支えてくれてありがとう!辛い時だってたくさんあったはずなのに、いつだって明日香は笑顔で私達を励ましてくれた」
「明日香がいてくれたから、私達はここまでやって来られたの。いつまでアイドルを続ければいいんだろうって悩んでた私達を、明日香が救ってくれた。本当にありがとう!これからは明日香が幸せになってね」
「明日香ちゃん。りな達3人をいつも助けてくれてありがとう!私も心からあなたに感謝するわ。どうか幸せになってね」
「みんな…、優子さんも、ありがとうございます」
コットンキャンディの3人に囲まれ、明日香は堪えていた想いが一気に溢れ出した。
「りなちゃん、あみちゃん、ふうかちゃん。あの頃、何も知らないまだ高校生だった私を受け入れてくれて、本当にありがとう。みんなのおかげで今の私がある。これからもみんなのそばで頑張らせてね」
「もちろんよ!」
「これからもよろしくね、明日香!」
4人で手を取り合って泣きながら笑う。
最後に瞬が、明日香、と呼んだ。
はい、と顔を上げた明日香に、瞬は優しく笑いかける。
「俺を信じて、俺だけを想い続けてくれて、本当にありがとう。これからは絶対に、どんな時も明日香のそばにいて明日香を守る。俺の人生をかけて、明日香を幸せにしてみせるから」
「瞬くん…。ありがとう。大きなリスクを背負ってでも私と結婚してくれて。もう充分、私はあなたに守られてる。だから私にも、あなたを守らせて。どんな時もずっとそばで支えるから。この先の人生もずっと」
瞬は優しく微笑んで頷くと、ポケットから小さなケースを取り出して蓋を開けた。
「えっ、これって…」
ぐるりと1周するようにまばゆいダイヤモンドをあしらったエタニティリングに、明日香は驚きながらもうっとりと魅入る。
「明日香が、衣装に引っ掛けるのが心配だから指輪はいらないって言ってたけど、どうしても贈りたくて。これなら引っ掛からないだろ?」
丁寧に埋め込まれたダイヤモンドは、表面も滑らかで、瞬はジュエリーショップで何度もスタッフと確認しながら選んでいた。
「瞬くん、わざわざ買いに行ってくれたの?誰かに見つかったりしたら大変なのに…」
「それが、あっさりバレちゃってさ」
「ええ?!大丈夫だったの?」
「うん。店員さんも、おめでとうって言って、一緒に選んでくれた」
「そ、そんな…。もう無茶はしないで。ね?」
「無茶じゃないよ。幸せだった。愛する妻に指輪を選ぶなんてさ」
そう言って笑うと、瞬はケースから指輪を取り、明日香の左手薬指にゆっくりとはめた。
「うん、よく似合ってる」
「わあ、なんて綺麗…」
どの角度からもキラキラと輝きを放つダイヤモンドの指輪に、明日香は右手でそっと触れる。
「ありがとう、瞬くん。ずっと大切にするね」
「ああ」
二人は見つめ合って微笑んだ。