教授の恋愛
新しい年になり、学校が始まった。


一日目は早速ゼミから。


ワクワクする気持ちを抑え切れず…無駄に早起きしてしまった。


また舞岡さんに会える…。


楽しみで仕方ない。

こんなにも学校が楽しみに感じるのは初めてかも…。

準備も早く終わって、いつもより30分も早く学校に着いた。


朝早いのか、学校にはまだ誰もいない。


教員駐車場には一台も車がない。

学生駐車場もガラガラ。


「誰もいねぇな…」


木枯らしが駐車場を吹き抜けた。

明るく照らす太陽も、木枯らしには負けているようだ…。
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