教授の恋愛
「はい!明美ちゃんとはすごく話合うし、木下君はおもしろいし…。楽しいですよ!」

「よかったな!男子が多くなってしまって二人には寂しい思いさせてしまってないかなぁ…って思ってな」


帰ろうとしていた舞岡さんは、今ではソファに深く座ってまだ帰りたくなさそうにしている。

そんな舞岡さんを見て、俺はもっと喋っていたいと思った。

すっげぇ素直で…笑顔が輝いてて…なんか…母性本能がくすぐられるぐらい華奢で、ちょっと天然っぽくて…。

こんなにいい子に今まで出会ったことなんてない。



やばいぞ、これ。


俺…惚れちゃったかも。
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