White/Black〜シロかクロかそれとも愛か〜
私ごときが神月先輩と付き合えるはずがない。
付き合っていいはずがない。
それに、私たちはまだお互いをよく知らない。
「ちゃんと話したこともないのに、無理です…」
「なんで?」
なんでって…。
「無理なものは無理です…」
「なら先に姫になれ」
だめだこの人…。
話が通じない…。
困って朝浜くんを見つめても、肩をすくめた呆れ顔が返ってきただけ。
「今日からお前の居場所はここ」
…居場所……。
「白虎の姫になれば誰もお前を馬鹿にしたりしなくなる。悪い話じゃないだろ」
神月先輩がジッと私の瞳を見つめる。
美しい造形の顔が徐々に近づいてくる。
「……っ…」
細くて冷たい手が左頬に触れる。
「かわいい。眼鏡外したらもっと可愛いのに」
…!!
「今日からお前は白虎の姫。これは決定事項だから」
色っぽい雰囲気で言っていることは悪魔的。
付き合っていいはずがない。
それに、私たちはまだお互いをよく知らない。
「ちゃんと話したこともないのに、無理です…」
「なんで?」
なんでって…。
「無理なものは無理です…」
「なら先に姫になれ」
だめだこの人…。
話が通じない…。
困って朝浜くんを見つめても、肩をすくめた呆れ顔が返ってきただけ。
「今日からお前の居場所はここ」
…居場所……。
「白虎の姫になれば誰もお前を馬鹿にしたりしなくなる。悪い話じゃないだろ」
神月先輩がジッと私の瞳を見つめる。
美しい造形の顔が徐々に近づいてくる。
「……っ…」
細くて冷たい手が左頬に触れる。
「かわいい。眼鏡外したらもっと可愛いのに」
…!!
「今日からお前は白虎の姫。これは決定事項だから」
色っぽい雰囲気で言っていることは悪魔的。