クールイケメンと席が近くなって溺愛される話。

キミノカオ

「ふぁぁ」
よくわからない授業に飽きて私はあくびをする。だって数学苦手だし。
ノートにイラストでも書こうと一度おいたシャーペンを掴もうとする。しかし指先があたって「カランっ」と言ってシャーペンが床におちてしまった。「やばっ」と思って落ちたシャーペンに手を伸ばす。すると「ん。これ。」と言って前の席の人が取ってくれた。私はその人を直視できなくて、目をそらして「あっ…ありがとうございます…。」といった。なんでって…?だって前の席は学年1の究極モテ男子、奏汰君何だもん!むやみやたらに手を出したら私、奏汰君ファンクラブに殺されちゃう!!そんな事考えてたら奏汰君が「ふっ」と笑った。「え?!変なものでもついてる、?」と聞くと奏汰君は、「すごい顔して考え事としてたから、面白くて」と整った顔をクシャッとして笑った。
キミノカオはやっぱり甘い
< 2 / 3 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop