新そよ風に乗って 〜慕情 vol.2〜
楽しい時間を過ごして帰国した翌日は、 時差ボケと旅の疲れを癒すため、 1日中1歩も外に出ないでまた明日からの仕事に備えてのんびりと過ごした。
それは、 高橋さんとの約束でもあった。 
そして、 翌日からはまた現実の世界へと否応でも呼び戻されて、 決算報告書の作成と株主総会へ向けての忙しい日々が待っていた。

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