彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)





「キモダメシやから、やるのは夜で、暗闇の中を男女二人きりになるっちゅーイベントに、高野舟槙(こうや しゅうま)も参加したっちゅーことでっか?」
「はい!あの変態が私に下着を送り付けて性交渉を迫った件は、全校生徒に知れ渡っていましたから、すべての女子生徒からキモダメシのペアを断られましたよ!!」
「よかった。じゃあ、1人でキモダメシをして~」
「うははは!いやいや、凛!この場合は、男同士でペアを組んでキモダメシしたっちゅー」
「どちらも違います!!」





ダン!!と、机をたたくと、パンツスーツの美女は言った。







「すべての女子生徒がペアを拒んでいるのに、変態の母親と檜扇未子はタッグを組んで、学校側に圧力をかけ、同級生の中で一番の美人を高野舟槙(こうや しゅうま)のペアにしたのです!!」
「「図々しいな、オイ!!」」
「し・か・も!!嫌々ペアになった友達は―――――――キモダメシ中に、暗闇の中で、高野舟槙(こうや しゅうま)に胸やおしりを触られ、頬にキスをされ、口へのキスを迫られ、押し倒されたのです!!」

「「完全に性犯罪じゃねぇーか!!?」」







〔★逮捕されていい案件だ★〕







「幸い、同級生一の美人の友達は、武術を習っていたので攻撃をして逃げきって、レイプ未遂で終わりましたが―――――――――高野舟槙(こうや しゅうま)は、レイプ被害を訴える友達の証言を完全にウソだと否定して、キモダメシの恐怖で錯乱したのだと誤魔化そうとしたのです!!」
「あの舟槙(しゅうま)さんがですか!!?」







私には紳士的だった年上男性だが・・・実際はクズだったってこと?







〔★凛は衝撃を受けている★〕










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