彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)
◇キャラ強め!!強烈な訪問者現る!!◇
真夜中を過ぎたため、中学生の雷太を1人で返すのは危ないと瑞希お兄ちゃんに伝えれば、雷太をフェリチータに泊めることになった。
「雷太、ちゃんとお家の人に外泊の連絡はしたの?」
「お、押忍!」
(連絡してないな、この返事は・・・)
雷太もヤンキーだから、いろいろな家庭事情もあると思い、あえて信じるふりをした。
(私も人のことを言える立場じゃないからね~)
〔★凛は知らないふりを選択した★〕
「凛!オメーから先に風呂入れ!」
「え!?僕は最後でいいですよ、瑞希お兄ちゃん!」
「ばか。汚れてない順に入った方がいいんだよ。俺らパトロールで、ケンカの仲裁に入ったり、ケンカしたりして、汚れってから!」
「そーそー、先輩後輩なんざ、気にせずに入っていいからさ。」
「いや、でも!」
困るな・・・
万が一、モニカちゃんあたりが、ドリンクを差し入れるとか何とか理由つけて、のぞきに来られちゃ困るからなぁ・・・
「心配しなくても、モニカは俺が見張っててやるよ、凛!」
「ちょっと!どういう意味よ、みーちゃん!?」
「俺も俺も♪水分補給のドリンクを持っていくとか理由作って、風呂場に行かせないように阻止すっから!」
「す、水分補給は大事でしょう、れーちゃん!?」
「モニカのセクハラから守ってやろう。」
「イオリンひどい!!」
「わははは!邪魔するのは楽しいぜー!!」
「お黙り、皇助!!」
「そういうことでしたら~お言葉に甘えて、お先にお風呂頂きますね?」
「凛ちゃんまでイケズー!!」
初代龍星軍4人で、モニカちゃんをマークしてくれるなら、のぞかれる心配はないわね。
〔★鉄壁の守りだ★〕