私の旦那様には3つの顔がありました!?
「ん?」
「い、いきなりだったから理由がなんでかなって思っただけよ。」
わたしから別で登校すると言うのは別に良いのに、湊に言われると少しだけもやっとする。
わたしだって同じ考えのはずなのに。
「だって、灯のこと困らせたいわけじゃないし、俺。」
「そうかしら?」
「それに、秘密の恋の方が灯も燃えるでしょ?」
口元に歯磨き粉をつけたままニヤニヤこっちをみてくる湊。
その姿が少しだけアホらしく…というか、可愛く見えてしまったからさっきのモヤモヤなんてどこかへ消えてしまった。
ほんと、可愛いのかかっこいいのかわからない人だわ……。
「も、燃えるかどうかはわからないですけど!それなら、秘密ということにしておきましょうか。」
「うん」
“うん”というと湊はわたしの方に寄ってきて昨日みたいにわたしにキスをしようとする。
けど…!
「み、湊!……口に歯磨き粉がついていますよ…。」
「えぇ…どこ?」
自分の指で触って確認したら良いものをわざわざ“ん、とって”などと言ってわたしに取らせようとしてくる。
「じ、自分でとったほうが早いのに。」
とは言いつつ、わたしも別に嫌じゃないし、触れられるのが嬉しいから言われるがまま。
「い、いきなりだったから理由がなんでかなって思っただけよ。」
わたしから別で登校すると言うのは別に良いのに、湊に言われると少しだけもやっとする。
わたしだって同じ考えのはずなのに。
「だって、灯のこと困らせたいわけじゃないし、俺。」
「そうかしら?」
「それに、秘密の恋の方が灯も燃えるでしょ?」
口元に歯磨き粉をつけたままニヤニヤこっちをみてくる湊。
その姿が少しだけアホらしく…というか、可愛く見えてしまったからさっきのモヤモヤなんてどこかへ消えてしまった。
ほんと、可愛いのかかっこいいのかわからない人だわ……。
「も、燃えるかどうかはわからないですけど!それなら、秘密ということにしておきましょうか。」
「うん」
“うん”というと湊はわたしの方に寄ってきて昨日みたいにわたしにキスをしようとする。
けど…!
「み、湊!……口に歯磨き粉がついていますよ…。」
「えぇ…どこ?」
自分の指で触って確認したら良いものをわざわざ“ん、とって”などと言ってわたしに取らせようとしてくる。
「じ、自分でとったほうが早いのに。」
とは言いつつ、わたしも別に嫌じゃないし、触れられるのが嬉しいから言われるがまま。