冷徹王子の溺愛が止まらない
さて!
どこで食べようかな?
と言いたいところだけど
やっぱりこういう時に行く所と言えば!!
ガチャッ
「屋上でしょ!!」
「んん〜!!風が当たって気持ち〜!!」
「さて!ご飯ご飯〜!!」
ふんふふんなどと口ずさみながら
お弁当を出す
いつもお母さんが作ってくれるお弁当!!
今日も相変わらず美味しそう!!
いつもありがとうお母さん!!
「いただきます!!」
と少し大きめな声で言う
「まずは〜⋯⋯、やっぱりっ、卵焼きから!!」
んん〜美味し〜!と言い卵焼きを頬張る
次は〜と言い次のおかずを食べようとしたところだった
なんとなく人の気配を感じ
斜め奥にあるベンチに目をやると
誰かが寝転がっていた
誰だろう?と思い覗きに行くと
「え⋯っ?!」
とつい言ってしまった
何故ならあの冷徹王子だったからだ