価値は無くなってから分かる物
 スーパーが閉店する。 するとなぜか客が押し寄せてくる。
「やめないで」「もっと続けて」と勝手なことばかり言う。
 鉄道が廃止になる。 それが決まった瞬間に全国から人が集まってくる。
 感情に任せて喧嘩して失恋する。 泣くだけ泣いた後でその人を思い出す。
そして後悔する。

 作業所や学校に行く。
そこに居る時は見向きもされない。
だけど「辞める」とか「休む」とか言い出すと途端に、、、
「辞めないで」「休まないで」「ここに来て」とみんなで言い始める。

 何とも思わなかった物や人の価値は無くなってみないと分からない。
 その時は「後でなんとかすればいいか」と思っていても無くなれば何も出来ないんだよ。
 無くなってからああだこうだって言われても無くなった物は返ってこない。
人間の悪い習慣だ。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

二人でお酒を飲みたいね。

総文字数/177,043

恋愛(その他)62ページ

表紙を見る
カフェラテdeプリンのカサブランカ日記

総文字数/145,791

実用・エッセイ(生活・趣味)64ページ

表紙を見る
さよならの春 ぼくと真奈美の恋物語

総文字数/37,151

恋愛(純愛)15ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop