カラダもココロも甘く激しく溺愛してくる絶対的支配者様〜正しい恋の忘れ方〜
教室に入った途端、クラスの女子達に囲まれた。
入学してからこんなことは初めてだった。
「須藤さん!昨日生徒会だったんでしょ?」
「どうだった!?本物の本郷先輩!」
「もしかして仲良くなったりした!?」
「いいなー。紹介してほしいー」
みんなが口々にまくしたてる。
みんなが生徒会に入りたかった目的が本郷先輩だったのなら、次は生徒会員になった私に先輩を紹介してもらうほうへとシフトチェンジしたらしい。
「仲良くなんてとんでもない!」
「でも話くらいはできたんでしょ?」
「そうだけど、なんか私嫌われてるみたいだし」
「えー、そんなことないでしょ。初日なのに嫌われる理由が無いじゃん」
「そう思いたいけどね。ほら、相性ってあるし」
「でも、もし仲良くなれたら紹介してね」とか、
「残念」とか言いながら、女子達は散らばっていった。
入学してからこんなことは初めてだった。
「須藤さん!昨日生徒会だったんでしょ?」
「どうだった!?本物の本郷先輩!」
「もしかして仲良くなったりした!?」
「いいなー。紹介してほしいー」
みんなが口々にまくしたてる。
みんなが生徒会に入りたかった目的が本郷先輩だったのなら、次は生徒会員になった私に先輩を紹介してもらうほうへとシフトチェンジしたらしい。
「仲良くなんてとんでもない!」
「でも話くらいはできたんでしょ?」
「そうだけど、なんか私嫌われてるみたいだし」
「えー、そんなことないでしょ。初日なのに嫌われる理由が無いじゃん」
「そう思いたいけどね。ほら、相性ってあるし」
「でも、もし仲良くなれたら紹介してね」とか、
「残念」とか言いながら、女子達は散らばっていった。