カラダもココロも甘く激しく溺愛してくる絶対的支配者様〜正しい恋の忘れ方〜
「わ!びっくりした!」
生徒会室のドアのすぐ横に鈴城さんが俯いて立っていた。
そこに鈴城さんしか居ないからか、いつもより香水の香りが強く感じた。
「どうしたんですか?」
「もうすぐ五時間目始まんのにカナデが戻ってこないから呼びに来たの」
「そうなんですね」
たった今、まだ戻れないとか言ってたけど大丈夫かなとか考えてしまった。
「ねー、砂雪ちゃん?」
「はい?」
「今日の生徒会の後、時間ある?」
「はい、大丈夫ですよ」
「ちょっと時間くれない?また送っていくからさ。一緒に帰ろうよ」
「分かりました」
「うん。じゃあまた放課後ね」
なんていうか、すごく鈴城さんらしくない口調だった。
「らしい」なんて決めつけちゃいけないんだけど。
何かあったのかな。
相談したいことでもあるのかな。
私が力になれることならいいんだけど。
生徒会室のドアのすぐ横に鈴城さんが俯いて立っていた。
そこに鈴城さんしか居ないからか、いつもより香水の香りが強く感じた。
「どうしたんですか?」
「もうすぐ五時間目始まんのにカナデが戻ってこないから呼びに来たの」
「そうなんですね」
たった今、まだ戻れないとか言ってたけど大丈夫かなとか考えてしまった。
「ねー、砂雪ちゃん?」
「はい?」
「今日の生徒会の後、時間ある?」
「はい、大丈夫ですよ」
「ちょっと時間くれない?また送っていくからさ。一緒に帰ろうよ」
「分かりました」
「うん。じゃあまた放課後ね」
なんていうか、すごく鈴城さんらしくない口調だった。
「らしい」なんて決めつけちゃいけないんだけど。
何かあったのかな。
相談したいことでもあるのかな。
私が力になれることならいいんだけど。