カラダもココロも甘く激しく溺愛してくる絶対的支配者様〜正しい恋の忘れ方〜
終業式が終わって、一学期最後の生徒会の集まりだった。
「夏休み中も生徒の代表であることを忘れずに行動するように」
カナデくんがそう締めくくって、私達は解散になった。
鈴城さんは「美容室の予約してるから!」って慌てて生徒会室を飛び出した。
中村さん、戸田さん、長谷川さんは「一学期頑張ったご褒美なんだー」って、ウキウキで出ていった。
あのカフェに行くらしい。
私はもう、あのカフェに行くことは無いだろうなって思った。
ちょっとトラウマだから。
モネとも結局行けないままだった。
生徒会室には私とカナデくんだけが残った。
「仲間はずれ?」
「何がですか?」
「中村達と行かねーの?」
「誘ってくれましたよ。でもお断りしたんです。あのカフェにはちょっと…」
これは本当。
中村さん達は誘ってくれた。
失礼だって分かってたけど、どうしても行けなかった。
「夏休み中も生徒の代表であることを忘れずに行動するように」
カナデくんがそう締めくくって、私達は解散になった。
鈴城さんは「美容室の予約してるから!」って慌てて生徒会室を飛び出した。
中村さん、戸田さん、長谷川さんは「一学期頑張ったご褒美なんだー」って、ウキウキで出ていった。
あのカフェに行くらしい。
私はもう、あのカフェに行くことは無いだろうなって思った。
ちょっとトラウマだから。
モネとも結局行けないままだった。
生徒会室には私とカナデくんだけが残った。
「仲間はずれ?」
「何がですか?」
「中村達と行かねーの?」
「誘ってくれましたよ。でもお断りしたんです。あのカフェにはちょっと…」
これは本当。
中村さん達は誘ってくれた。
失礼だって分かってたけど、どうしても行けなかった。