カラダもココロも甘く激しく溺愛してくる絶対的支配者様〜正しい恋の忘れ方〜
半ば強引に、引っ張られるようにして私達は学園まで来た。
私が生徒会員だから、モネは生徒会室に入れるって言ったけれど、気づいたら私もモネも私服だ。
学生証すら持っていない。
これじゃあ生徒会室どころか校門さえくぐれない。
「ごめんサユちゃん…」
「ううん。きっと入んないほうがいいって神様が言ってるんだよ」
「そんなこと…あ!ちょっと待って」
すみませーんって言いながら、モネは校門に向かってくる女子生徒二人に声をかけた。
「はい?」
「あのー、実はSNSで本郷 カナデさんが居るって見て…まだ居ますかね?私達、ファンなんです!」
「あー、見た見た!たった今、下足箱で」
「ほんとですか!ありがとうございます!」
女子達は校門を出ていった。
モネのコミュ力には本当に驚かされる。
私が生徒会員だから、モネは生徒会室に入れるって言ったけれど、気づいたら私もモネも私服だ。
学生証すら持っていない。
これじゃあ生徒会室どころか校門さえくぐれない。
「ごめんサユちゃん…」
「ううん。きっと入んないほうがいいって神様が言ってるんだよ」
「そんなこと…あ!ちょっと待って」
すみませーんって言いながら、モネは校門に向かってくる女子生徒二人に声をかけた。
「はい?」
「あのー、実はSNSで本郷 カナデさんが居るって見て…まだ居ますかね?私達、ファンなんです!」
「あー、見た見た!たった今、下足箱で」
「ほんとですか!ありがとうございます!」
女子達は校門を出ていった。
モネのコミュ力には本当に驚かされる。