カラダもココロも甘く激しく溺愛してくる絶対的支配者様〜正しい恋の忘れ方〜
「おい」
「はいっ!?」
私はアイスのジャスミンティーを貰った。
ティーカップで冷たい物を飲むのはなんだか変な感じがして、それも楽しかった。
スッと細長い、美しい指でカップを口元に運びながら、本郷先輩が私に言った。
「お前の今日の最初の仕事」
「はい」
顎でドアのほうを促しながら言う。
「あいつらの駆除」
「駆除って…」
「あれじゃあ外に出れないだろ」
「あの、彼女達の目的は先輩ですよね?だったら最初から集まらないで欲しいって言えばいいんじゃないですか?第三者が言うよりも素直に聞いてくれると思いますよ」
「バカか」
「はい?」
「俺が迷惑だって言えば夢を壊すだろ。民衆を傷つけて支持率を下げても王にはなんの得も無いわけ。なんでわざわざ自ら嫌われ役買わなきゃいけねーんだよ」
「なんで私が先輩の為に嫌われなきゃいけないんですか!」
「俺のもんだから」
「何が?」
「お前ら全員だよ」
生徒会室を見渡したら、鈴城さんも中村さんも、戸田さんや長谷川さんまで、一切何も気にしてない、本郷先輩はおかしなことなんて一つも言ってないって顔で、優雅にお茶を嗜んでいる。
「え?…はい?」
「この生徒会に入った瞬間にお前らは俺のもんなの。だから黙って従え。その代わり、この学園でのお前らの地位も安全も全て保証してやる。俺に全てを委ねろ」
「はいっ!?」
私はアイスのジャスミンティーを貰った。
ティーカップで冷たい物を飲むのはなんだか変な感じがして、それも楽しかった。
スッと細長い、美しい指でカップを口元に運びながら、本郷先輩が私に言った。
「お前の今日の最初の仕事」
「はい」
顎でドアのほうを促しながら言う。
「あいつらの駆除」
「駆除って…」
「あれじゃあ外に出れないだろ」
「あの、彼女達の目的は先輩ですよね?だったら最初から集まらないで欲しいって言えばいいんじゃないですか?第三者が言うよりも素直に聞いてくれると思いますよ」
「バカか」
「はい?」
「俺が迷惑だって言えば夢を壊すだろ。民衆を傷つけて支持率を下げても王にはなんの得も無いわけ。なんでわざわざ自ら嫌われ役買わなきゃいけねーんだよ」
「なんで私が先輩の為に嫌われなきゃいけないんですか!」
「俺のもんだから」
「何が?」
「お前ら全員だよ」
生徒会室を見渡したら、鈴城さんも中村さんも、戸田さんや長谷川さんまで、一切何も気にしてない、本郷先輩はおかしなことなんて一つも言ってないって顔で、優雅にお茶を嗜んでいる。
「え?…はい?」
「この生徒会に入った瞬間にお前らは俺のもんなの。だから黙って従え。その代わり、この学園でのお前らの地位も安全も全て保証してやる。俺に全てを委ねろ」