総長様は姫の姿を誰にも見せたくないようです。

再会

「久しぶり!」
「やっぱ優姫ちゃんじゃん!会いたかったよー!」
「あ、瑠衣奈だけずるい。私も優姫ちゃんに抱きつきたい!」
「優姫さん久しぶりですぅ!私たちのみならずみんな会いたがってましたよぉ!」
「え〜嬉しいな~!」
「...すみません。関係性が見えないのですが。」
「...私たち姉妹の幼なじみの姫宮優姫ちゃん。」
「アンタたちと幼馴染ということは...」
「アンタの大好きなEmmaの幼なじみね。」
「アンタの大嫌いなNoahたちの幼なじみでもあるわよ。」
「...姫宮は、Emmaなのか?」
「だから言ってるじゃない!優姫ちゃんはEmmaの幼なじみだって。」
「頭悪いんですかぁ〜?」
「おい。黙ってろ。」
「ひぃ~瑠衣奈さん、桃々さん怖いですぅ~」
「アンタ、アイツの彼女に手出したら、アイツにフルボッコにされるわよ。」
「まぁ、フルボッコにする前にこの子に手出した瞬間、この子にフルボッコにされるわよ。」
「そうなんですよぉ~ムカつきましたかぁ〜?ムカつきましたよねぇ~...残念。私に手出したら彼氏も瑠衣奈さんに桃々さんも黙ってないですよ。」
「チッ...理事長室が待っているから行きましょう。」
「じゃあ私たちも付いてくわ。」
「すみません瑠衣奈さん、桃々さん、優姫さん。彼氏に呼ばれちゃったので行けなくなりましたぁ~。」
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