メガネをはずしちゃいけません!

帝「…」


美奈「…」


その他女子「…」



うっわ気まず!

どうすんのこの状況。


なんで?なんでこの状況でくる?あと5分遅かったら私はお望み通りいなかったですけど。



帝「お前…なにやってんだよ。」


聞かれたくないことナンバーワンの質問ですけど。


美奈「…」


その他女子「ちょっとあんた無視!?何様?」


う…相手は先輩。答えないわけにもいかないか…。

ほんとめんどくさい。


美奈「…日誌書いてました。」


てか私別に悪いことしてたわけじゃないんですけど!あんたたちこそ誰もいない教室でなにしようとしてたわけ!?




私が答えた瞬間




帝「っぷ…まじか!うける。」


山神帝が腹を抱えて笑い出した。


それにつられて周りの女も笑い出す。



その他女子「だっさ!放課後残って日誌とか昭和ですか~」


その姿を目にした瞬間、苦い過去がフラッシュバック。

怒りさえも覚えた。




帝「真面目なメガネちゃんてか。イメージどーりで最高。」


そんな言葉を吐きながら私の目の前まで来ると、



クイッ__



私の顎を持ち上げ




帝「お前ほんと地味だわ。」




プツンッ__




その瞬間、私の中で何かが切れた。


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