夢より素敵な時間を、初恋のきみと。
☆ ☆ ☆
デート当日。
朝からソワソワ落ち着かなくて、緊張と期待でドキドキ胸を弾ませていると、約束の時間にうちのインターフォンが鳴った。
玄関を開けると、約束通り先輩が車で迎えに来てくれていた。
大学に入学してすぐ教習所に通い始めたという皇月先輩は、無事に免許を取って仕事も自分で運転してスタジオまで行ったりしているらしい。
「お邪魔します」
ちょっと緊張しながら助手席に乗ってシートベルトをする。
「じゃあ、行くぞ」
「はい」
先輩が車を発進させて、ライブ会場まで約30分のドライブデート。
「そういえば、銀河くんと撮影した雑誌見た」
「あ、ありがとうございます! 初めて先輩以外の男の人との撮影だったから緊張したけど、銀河くん、とても優しくて安心しました」
「ふ~ん」
わたしの言葉に、先輩の表情が不機嫌そうになった気がした。
あれ、なんか気に障ること言っちゃったかな?
デート当日。
朝からソワソワ落ち着かなくて、緊張と期待でドキドキ胸を弾ませていると、約束の時間にうちのインターフォンが鳴った。
玄関を開けると、約束通り先輩が車で迎えに来てくれていた。
大学に入学してすぐ教習所に通い始めたという皇月先輩は、無事に免許を取って仕事も自分で運転してスタジオまで行ったりしているらしい。
「お邪魔します」
ちょっと緊張しながら助手席に乗ってシートベルトをする。
「じゃあ、行くぞ」
「はい」
先輩が車を発進させて、ライブ会場まで約30分のドライブデート。
「そういえば、銀河くんと撮影した雑誌見た」
「あ、ありがとうございます! 初めて先輩以外の男の人との撮影だったから緊張したけど、銀河くん、とても優しくて安心しました」
「ふ~ん」
わたしの言葉に、先輩の表情が不機嫌そうになった気がした。
あれ、なんか気に障ること言っちゃったかな?