極上溺愛契約婚で甘やかされて~エステで出会ったセラピストは御曹司でした~
「そうですか。雪乃さんの気持ちが知れて良かったです。あと謝る必要はないですよ」
「そ、そうですか……」
(それなら良かったのかな)
すると玲が私をひょいっと軽く持ち上げてお姫様抱っこした。途端に恥ずかしさが顔に現れる。
私の表情を玲はじっと見つめながらにこっと笑った。
「こうするのも、楽しいですか?」
「は、はい……確かに」
「ふふっ、私との生活を満喫しているみたいで良かったです。これからも不満や改善点があればどんどん言ってほしいくらいです。あなたが満足している顔が見たい」
そう言った玲は私の唇に何度も自身の唇を重ねる。その度にドキドキが止まらず続く。
ああ、やっぱり彼と一緒に暮らしたい。
「玲さん……」
「改めて……私と結婚してくれますか? 本当の夫婦として」
「……はい!」
こうして私達は契約関係から本当の夫婦になる事が決まったのだった。それにしても出会ってから1か月は立ってないのにここまで進むとは予想だにしていなかった。
(まさかバチ当たったりしないよね?)
玲にお姫様抱っこされている状態で、私は何度も頬を叩いた。その私が何度も自分の頬を叩く様子を玲は不思議そうな、きょとんとした顔つきで見ている。
「どうなさいました?」
「バチが当たりそうで怖いなって」
「そんな事無いですよ。安心してください」
「は、はい……」
「返事が硬いですよ? 私がいますからご心配なく」
「……ありがとうございます」
玲の腕から降りた私はゆっくりと確かめるようにして地面を踏みしめた。そうだ。彼とこれからも一緒に暮らして、楽しい毎日を送ろう。
その後。夕食は玲に連れられて櫻坂にある料亭へと足を運び、そちらで頂いた。お刺身に天ぷらと豪華な夕食をごちそうになったのだった。
「そ、そうですか……」
(それなら良かったのかな)
すると玲が私をひょいっと軽く持ち上げてお姫様抱っこした。途端に恥ずかしさが顔に現れる。
私の表情を玲はじっと見つめながらにこっと笑った。
「こうするのも、楽しいですか?」
「は、はい……確かに」
「ふふっ、私との生活を満喫しているみたいで良かったです。これからも不満や改善点があればどんどん言ってほしいくらいです。あなたが満足している顔が見たい」
そう言った玲は私の唇に何度も自身の唇を重ねる。その度にドキドキが止まらず続く。
ああ、やっぱり彼と一緒に暮らしたい。
「玲さん……」
「改めて……私と結婚してくれますか? 本当の夫婦として」
「……はい!」
こうして私達は契約関係から本当の夫婦になる事が決まったのだった。それにしても出会ってから1か月は立ってないのにここまで進むとは予想だにしていなかった。
(まさかバチ当たったりしないよね?)
玲にお姫様抱っこされている状態で、私は何度も頬を叩いた。その私が何度も自分の頬を叩く様子を玲は不思議そうな、きょとんとした顔つきで見ている。
「どうなさいました?」
「バチが当たりそうで怖いなって」
「そんな事無いですよ。安心してください」
「は、はい……」
「返事が硬いですよ? 私がいますからご心配なく」
「……ありがとうございます」
玲の腕から降りた私はゆっくりと確かめるようにして地面を踏みしめた。そうだ。彼とこれからも一緒に暮らして、楽しい毎日を送ろう。
その後。夕食は玲に連れられて櫻坂にある料亭へと足を運び、そちらで頂いた。お刺身に天ぷらと豪華な夕食をごちそうになったのだった。