極上溺愛契約婚で甘やかされて~エステで出会ったセラピストは御曹司でした~
同僚に残業を手伝って貰った事で、想定よりも早くに仕事が終わり、無事退勤する事が出来た。
「ありがとう! 助かる!」
「手伝って良かったでしょ?」
「神様ーー!」
「はは、崇めよ崇めよ」
そんな同僚に導かれ、駅の方へと向かうとその近くにある建物の中に入る。
そこにはエステサロン店があるようだが、もしかしてそこだろうか?
「もしかしてこのエステ?」
「そうだよ。ここのセラピストまじでイケメンなのが何人かいるの。あ、女の人もいるよ」
「そうなんだ……」
エステ店に入ると、そこには仄暗い店内の照明にラグジュアリーな内装が映えて幻想的な空間が広がっていた。それに客も何人か来ているようだ。
「いらっしゃいませ」
CAみたいな見た目と服装をした華奢な若い受付嬢に、同僚が私の分も受付してくれた。
「雪乃、セラピスト誰にする?」
「ああ……」
「予約外のご新規様ですよね? こちらからお選びくださいませ」
「……」
目に留まったのは、レイと言う名前の男性セラピストだった。オールバックの黒髪にキリッとした目つきで爽やかな笑みが清潔感を感じさせてくれる。
「この人お願いします」
「分かりました。では、こちら記入お願いします」
(問診かな)
用紙への記入が終わると、受付嬢から椅子で待つように指示される。同僚は私が待っている間にセラピストに呼ばれエステルームへと消えて行った。
「ありがとう! 助かる!」
「手伝って良かったでしょ?」
「神様ーー!」
「はは、崇めよ崇めよ」
そんな同僚に導かれ、駅の方へと向かうとその近くにある建物の中に入る。
そこにはエステサロン店があるようだが、もしかしてそこだろうか?
「もしかしてこのエステ?」
「そうだよ。ここのセラピストまじでイケメンなのが何人かいるの。あ、女の人もいるよ」
「そうなんだ……」
エステ店に入ると、そこには仄暗い店内の照明にラグジュアリーな内装が映えて幻想的な空間が広がっていた。それに客も何人か来ているようだ。
「いらっしゃいませ」
CAみたいな見た目と服装をした華奢な若い受付嬢に、同僚が私の分も受付してくれた。
「雪乃、セラピスト誰にする?」
「ああ……」
「予約外のご新規様ですよね? こちらからお選びくださいませ」
「……」
目に留まったのは、レイと言う名前の男性セラピストだった。オールバックの黒髪にキリッとした目つきで爽やかな笑みが清潔感を感じさせてくれる。
「この人お願いします」
「分かりました。では、こちら記入お願いします」
(問診かな)
用紙への記入が終わると、受付嬢から椅子で待つように指示される。同僚は私が待っている間にセラピストに呼ばれエステルームへと消えて行った。