極上溺愛契約婚で甘やかされて~エステで出会ったセラピストは御曹司でした~
「えっでも……」
「玲さんは雪乃さんを気に入ってくださっていますし、愛しているのがありありと伝わってきますから1つ2つくらいおねだりしてみてもいいんじゃないでしょうか? 勿論しすぎはよろしくないでしょうけど」
「は、はあ……」
(ねだったら買ってくれるかな)
私は机に並べられたコスメ達を見つめながら、ぼんやりとしていたのだった。
その後ドレスに着替えると部屋に玲が入って来る。彼は先ほど着ていたスーツとは別の者に着替えていた。黒いスーツにシルバーのネクタイが良く映える。
「どうですか?」
目を丸くさせながらドレスを身に着けた私を見ている玲へ、そう尋ねてみた。
「……美しい。良く似合っています」
「そ、そうですか」
「とても良い感じです」
ふふっと笑いながら私をほめる言葉を次々に出していく玲。顔がまた熱くなってくる。このタイミングで私はさっきお手伝いさんが言っていた事を彼に伝えてみる事にした。
(とりあえずは下地と……ファンデーションだけでいっか。チークくらいは安物でなんとか……)
「あの、お手伝いさんと話していたんですけど。玲さんてもし私が何か欲しいものがあるとするなら買ったりしてくれますか?」
「ええ勿論。なんでも構いませんよ」
(即答だった!)
「玲さんは雪乃さんを気に入ってくださっていますし、愛しているのがありありと伝わってきますから1つ2つくらいおねだりしてみてもいいんじゃないでしょうか? 勿論しすぎはよろしくないでしょうけど」
「は、はあ……」
(ねだったら買ってくれるかな)
私は机に並べられたコスメ達を見つめながら、ぼんやりとしていたのだった。
その後ドレスに着替えると部屋に玲が入って来る。彼は先ほど着ていたスーツとは別の者に着替えていた。黒いスーツにシルバーのネクタイが良く映える。
「どうですか?」
目を丸くさせながらドレスを身に着けた私を見ている玲へ、そう尋ねてみた。
「……美しい。良く似合っています」
「そ、そうですか」
「とても良い感じです」
ふふっと笑いながら私をほめる言葉を次々に出していく玲。顔がまた熱くなってくる。このタイミングで私はさっきお手伝いさんが言っていた事を彼に伝えてみる事にした。
(とりあえずは下地と……ファンデーションだけでいっか。チークくらいは安物でなんとか……)
「あの、お手伝いさんと話していたんですけど。玲さんてもし私が何か欲しいものがあるとするなら買ったりしてくれますか?」
「ええ勿論。なんでも構いませんよ」
(即答だった!)