あなたに出会って世界が変わる

2人は家に帰ってお風呂に入り、リビングのソファに座る。

「そろそろ寝るかー。」

そう言って陸斗は立ち上がる。

「キャンプ連れて行ってくれてありがとうございました。とても楽しかったです。」

「いいよー。俺も楽しかった。」

「、、、、、運転している姿とてもかっこよかったです。昨日も助けてくれてありがとうございます。、、、、陸斗、おやすみなさい。」

そう言って夏鈴は部屋に走る。

陸斗は驚いたが、夏鈴の腕を掴み、抱き寄せた。

「名前全然呼んでくれないなって思ってた。旅の最後に言うとかずるいぞ。夏鈴かわいすぎた。」

夏鈴は恥ずかしくて、顔をあげられない。陸斗が少し強めに抱きしめた。夏鈴も陸斗の背中に手を回す。
夏鈴は陸斗のことが好きだと感じた。好きな気持ちが止められなくなっていた。
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