あなたに出会って世界が変わる
「ただいまー。」

陸斗は家に帰った。

「かりーん?」

いつも夏鈴はまっすぐ家に帰ってくる。なので、たいがい陸斗が帰った頃には家にいることが多い。

(まあ、由衣ちゃんとでも話してるのか。)

陸斗はそう思い、テレビをつけた。
陸斗は欠伸をしてそのままソファに眠りについた。


「陸斗ー!またここで寝てる。」

そう言って康平が陸斗に話す。

「あっおかえり!」

陸斗は伸びをして答える。

「夏鈴ちゃん、今日バイト?」

康平が聞く。

「えっ帰ってない?今日はバイトじゃないはず。連絡してみるわ。」

陸斗は夏鈴に電話するが繋がらず、あせる。

「夏鈴ちゃん、バイトのシフト代わってるとかは?」

「それなら、多分連絡来るはずだ。だけど、俺バイト先、見てくる。」

「おけー。夏鈴ちゃん帰ってきたら連絡する。」
< 118 / 203 >

この作品をシェア

pagetop