あなたに出会って世界が変わる
病院に着いても、夏鈴は震えている。

男の医者がやってきた。

「ごめんね。今日女の先生いなくて、、、。怖くないから、傷見せてね。」

夏鈴は医者が触ろうとした瞬間、過呼吸になる。

「ハーハーハー怖いよ怖いよー。」

「夏鈴大丈夫だから。先生は怖いことしないよ。」

陸斗は手を繋ぎ、背中をさするが夏鈴の過呼吸は治まらない。

「少し、眠らせてもいいかな?その間に傷の手当をする。」

陸斗はお願いしますといい、医者は夏鈴の腕に注射を打った。

しばらくすると夏鈴は落ち着き、眠りについた。

「しばらく、外でお待ちください。治療終わったら、お呼びまします。」

看護師さんにそう伝えられ、陸斗は待合室へ出た。
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