あなたに出会って世界が変わる
男性ばかりの職場で夏鈴は全く仕事が進まない。怖い気持ちが強く仕事に集中できない。
だが、仕事は山のようにある。夏鈴は焦るがどうしようも出来なかった。

｢山下、ちょっとこい。｣
夏鈴は山田課長に呼ばれ、個室に入る。

｢昨日は大橋先生との打ち合わせ大変だったんだな。｣

｢はい。早退してしまいすみませんでした。｣

｢おまえ、西課長に色々チクっただろ。何考えてる。｣

｢すみません。チクッたつもりはなかったのですが、、。｣

｢山下は俺を出世させたくないのか。女はつかえないんだよ。かわいいから、面倒見てやってもいいって思ってたんだけどな。｣

｢、、、すみません。｣
夏鈴は声を震わせて謝る。

｢この償いをしてもらわないとな。体で払うか。｣
山田はそう夏鈴の耳元でささやく。そう言って、夏鈴のスカートの中に手をやった。

｢、、、、怖い怖い。｣
夏鈴は小さな声で何度も言った。
そしてだんだん過呼吸になる。

｢ハーハーハーーーーー。｣
山田は驚く。

｢山下？大丈夫か？｣
夏鈴はもう答えられるような状態ではなかった。

山田はやばいと思い、夏鈴をおいて慌てて部屋を出た。
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