あなたに出会って世界が変わる
「すみませんでした。」
夏鈴は謝った。

「何も気にしなくていい。悪いのはあの男だ。山下さんは丁寧に対応してたよ。」

「すみませんすみません、、、。
ハーハーハーハー、、、、、ハーハーハー、できないできない息がーーハーハー、」

「山下さん大丈夫だから。落ち着いて大丈夫だから。息吐くことに集中して、、。俺に合わせて、スーハースーハー、、。」

「ハーハーーできないできない。こわいこわい。
いやーーーーーー」

夏鈴の声が店内に響いた。夜のため、店内には2人しかいなかった。
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