あなたに出会って世界が変わる
しばらくすると店長と涼介がやってきた。

「陸斗ー。これ2人で家で食べな!」

そう言って大きな袋が渡された。
その中にはご飯やパンやジュース、お菓子などたくさんの食べ物がはいっていた。

「えっいいんですか?」

「いいよいいよー。2人で食べなー。」

「ありがとうございます。」

「山下さん。これ受け取って。」

そう言って店長が夏鈴に袋を渡した。
中には下着やメイク落としなど、今夜乗り切るのに必要なグッズが入っていた。

「コンビニに売ってる範囲のものだけど、使って!」

「すみません。ありがとうございます。」

夏鈴は申し訳なさそうに言った。
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