あなたに出会って世界が変わる
陸斗の兄
夏鈴はバイトに復帰した。
店長のはからいで、可能な限り陸斗と夜勤が被るよう調整してくれている。
夏鈴と陸斗は夜勤明けで、家にいた。金曜日ということで、海外出張に行っていた陸斗の兄の康平が帰ってきた。
陸斗は康平に夏鈴がいることは伝えてある。
「こんばんは、夏鈴ちゃん。陸斗の兄の康平です。」
「はじめまして。泊まらせていただいて、すみません。清心大学1回生で中川さんと同じバイト先で働いています。山下夏鈴です。よろしくお願いします。」
夏鈴は丁寧に頭をさげた。
「よろしくね。お土産買ってきたから、どうぞ。」
そう言って康平は夏鈴にチョコレートやクッキーなどの入った詰め合わせを渡そうとする。
「えっ悪いです。ただでさえ、泊まらせていただいてるのに、こんなたくさんのお菓子いただけません。」
夏鈴はそう言って受け取らない。康平は驚いた。陸斗の連れてくる女の子で受け取らないような子は今まで見たことない。
「受け取っておけよ。兄貴が買ってきたんだし、もらってあげた方が喜ぶぞ。ただ好みじゃなくて、センス悪いと思うなら、受け取らなくていいよー笑」
「そんなこと思ってません。海外のお菓子ってほとんど食べたことないので、食べてみたいです。私、甘いもの大好きなのできっと好きだと思います。嬉しいです。ありがとうございます。」
そう言って夏鈴が笑顔で受け取る。
「なら良かった。食べてね。」
夏鈴の純粋でかわいい笑顔に康平は癒された。
店長のはからいで、可能な限り陸斗と夜勤が被るよう調整してくれている。
夏鈴と陸斗は夜勤明けで、家にいた。金曜日ということで、海外出張に行っていた陸斗の兄の康平が帰ってきた。
陸斗は康平に夏鈴がいることは伝えてある。
「こんばんは、夏鈴ちゃん。陸斗の兄の康平です。」
「はじめまして。泊まらせていただいて、すみません。清心大学1回生で中川さんと同じバイト先で働いています。山下夏鈴です。よろしくお願いします。」
夏鈴は丁寧に頭をさげた。
「よろしくね。お土産買ってきたから、どうぞ。」
そう言って康平は夏鈴にチョコレートやクッキーなどの入った詰め合わせを渡そうとする。
「えっ悪いです。ただでさえ、泊まらせていただいてるのに、こんなたくさんのお菓子いただけません。」
夏鈴はそう言って受け取らない。康平は驚いた。陸斗の連れてくる女の子で受け取らないような子は今まで見たことない。
「受け取っておけよ。兄貴が買ってきたんだし、もらってあげた方が喜ぶぞ。ただ好みじゃなくて、センス悪いと思うなら、受け取らなくていいよー笑」
「そんなこと思ってません。海外のお菓子ってほとんど食べたことないので、食べてみたいです。私、甘いもの大好きなのできっと好きだと思います。嬉しいです。ありがとうございます。」
そう言って夏鈴が笑顔で受け取る。
「なら良かった。食べてね。」
夏鈴の純粋でかわいい笑顔に康平は癒された。