あなたに出会って世界が変わる
「陸斗寝れねーの?」

部屋から戻ってきた陸斗に康平は声をかける。

「あっ俺はいつもこっちで寝てるから。」

「えっ!!一緒に寝てないの?」

「あー。夏鈴ちゃんまだ怖くて1人じゃ寝れないから、寝れるまで付き合ってる感じ。それで寝たら俺はソファで寝てる。」

「えっ意外だったわ。なんやかんや言って、もう手は出してるのかと思ってた。」

「別に付き合ってるわけでもないしな。」

「えっ!付き合ってないの?色々意外すぎるんだが、、、。
夏鈴ちゃん、かわいくていい子じゃん。今までの陸斗の彼女とはタイプが違うよな。
付き合ってないとは言っても、陸斗は気になってるだろ?夏鈴ちゃんのこと。」

「、、、。別になんとも思ってないよ。」

陸斗は図星をつかれて照れた。いくら仲良し兄弟とはいっても、家族に恋愛について話すのは恥ずかしい。

「今の間は、好意持ってる奴の間だわ。」

陸斗は何も言わなかった。
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