無自覚な彼女はヴァンパイア様の溺愛に気づかない
「それより…さっきから星夜さんたちが君のことを探しているよ。
 …後で生徒会室に向かえば?」

後で生徒会室に向かう…、そんなの自分の首を絞めに行ってるもんじゃないか。

とりあえず、生徒会室に行ったら麗央さんに失礼な態度のことを謝りまくらないといけない。


それに、嫌な予感しかしない。

行くのは…遠慮しとこうかな…。

「ま、俺には関係ないから別にいいけど。」

この人はどの立ち位置なんだ…。





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