無自覚な彼女はヴァンパイア様の溺愛に気づかない
周りにいる彼女たちに彼がどこにいったのか聞こうか迷ったけど、さっきみたいに絡まれるとめんどい。

今のうちに逃げようと仕方なく段ボールを持つ。

辺りを見渡してみるけどやはり彼はいない。

これ…、どうしよ。

段ボールのやり場に困る。

ため息をつくと段ボールを持ち直して寮に向かう。

…彼の部屋の前に置いておけばいいんでしょ?







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