無自覚な彼女はヴァンパイア様の溺愛に気づかない
…反論できない。

「ふふふ、面白くなりそう」

用事は特になかったのか栗栖は扉の方から出て行った。


と思いきや、扉から顔をのぞかせる、

「湊君。邪魔しないでね?」

「さぁ、どうだろうな?」


ふん。ヴァンパイアは本能で生きてるんだよ。
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