世界の果てで、君との堕落恋愛。
まだ誰もいないからいいよね……。
袋を開け、クリームパンをもぐもぐと素早く食べる。
ん〜、本当においしい!やっぱりパンはコンビニの菓子パンに限る。
4限目分の教材を机の中に入れてから、学生鞄とリュックをロッカーに片付けに行った。
次は何をしようか……、と思って教室を見渡し、白く汚れた黒板に目が留まる。
「汚な、……」
昨日確かに黒板掃除の男子が綺麗にしてくれていたはずなのに、筆圧の強い教師が熱烈な授業を繰り広げた後のような黒板をしている。
教卓の方まで歩き、黒板消しを手に持って清掃を始める。
朝一から掃除するって、何か変な気分……。
黒板を綺麗に消し終わり、わたしはまた自分の席に戻った。
そして今度は日誌を開いて、今日の時間割を記入していく。
日誌に文字を綴っていると、突然教室の前の方の扉が勢いよく横にスライドし、開け放たれた。
「おっはようございまーす!」
「ばか、まだ誰もいない教室でそんな大声上げる奴がいるか!」
「えぇ? ここにいますけどー」
いかにも陽キャって感じの男子生徒が3人続いて入って来る。
真ん中でおどけて笑っているのは、確か賀上くん。
袋を開け、クリームパンをもぐもぐと素早く食べる。
ん〜、本当においしい!やっぱりパンはコンビニの菓子パンに限る。
4限目分の教材を机の中に入れてから、学生鞄とリュックをロッカーに片付けに行った。
次は何をしようか……、と思って教室を見渡し、白く汚れた黒板に目が留まる。
「汚な、……」
昨日確かに黒板掃除の男子が綺麗にしてくれていたはずなのに、筆圧の強い教師が熱烈な授業を繰り広げた後のような黒板をしている。
教卓の方まで歩き、黒板消しを手に持って清掃を始める。
朝一から掃除するって、何か変な気分……。
黒板を綺麗に消し終わり、わたしはまた自分の席に戻った。
そして今度は日誌を開いて、今日の時間割を記入していく。
日誌に文字を綴っていると、突然教室の前の方の扉が勢いよく横にスライドし、開け放たれた。
「おっはようございまーす!」
「ばか、まだ誰もいない教室でそんな大声上げる奴がいるか!」
「えぇ? ここにいますけどー」
いかにも陽キャって感じの男子生徒が3人続いて入って来る。
真ん中でおどけて笑っているのは、確か賀上くん。