ま・ん・ぱ
「痛〜い!いい加減にしにゃさ〜い!もう寝るんだから!」
「ごめんなさい…だって眠くないんだもん」
それを見かねたおうちのひとがぱぴくんをつかまえて自分の布団の中に入れて寝ることにしました。まみさんもやっと落ち着いて寝られるとホッとして丸くなりました。
ゴソゴソ!モゾモゾ!ガリッ!ガブッ!
「あいたたた!こら!ぱぴ!」 バサバサッ!今度は布団の中であばれて、おうちのひとの足に噛み付いたりひっかいたり。おうちのひとはビックリして布団をはねのけてしまいました。おかげでまみさんは布団といっしょにベッドからほうりだされてしまいました。でも今日はもう怒らないぞとがんばりました。そしてとうとうまみさんは
「もう今日は眠いから押し入れで寝るからにゃ、はぁ〜…まいったにゃ」
と、ヒゲとシッポをたら〜んと下げて、明日のことを考えながら、押し入れで丸くなりました。

『げんき』 完
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ま・ん・ぱ

総文字数/1

絵本・童話1ページ

表紙を見る
ま・ん・ぱ

総文字数/3,824

絵本・童話4ページ

表紙を見る
ま・ん・ぱ

総文字数/0

絵本・童話0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop