願いは君と

学園につく前にいろんな説明をしておこうかな。
私の自己紹介がまだだったね。
私は桃山学園に通う桜餅が大好きな高校2年生の真堂桜って言うんだ。
ちなみに桃山学園は全国のなかでは10番目ぐらいの頭の良さの学校で私はクラスのなかでは中くらいの頭の良さだよ。
そして私の大好きな親友の千紗はクラスで1,2を争う頭の良さでいつもテストの前は勉強会を開いてもらってるの。千紗は学園のマドンナって呼ばれるくらい綺麗で尊敬できる友達なんだ。そして私達が好きになった先輩はバスケ部のエース、赤彩朔也先輩なんだ。試合ではシュートを何回も決めて、マネージャーの私達にも気を使ってくれる優しくてかっこいい人だよ。それにしてもさっきの狐何だったんだろう。
うーん。わからないや。

「くら、桜、大丈夫？扉の前でぼーっとしてるみたいだけど」
千紗の声が聞こえるなぁ。
色々考えてたら教室に着いていたみたい。
「うん！大丈夫！おはよう千紗。この通り元気いっぱいだよ」
やっぱりいつ見ても清楚で優しそうな顔は、癒やされるなぁ。
「桜、桜のほうが断然可愛いわよ」
「なんで思ってることわかったの？もしかしてエスパー！
というか私は普通で千紗がモデル並みの容姿をしてるんだよ」
「いやいや、違うのよ。桜が無自覚過ぎて困るわ。」