1分で怖い話 part1
コレクション
「私のコレクションを見せてあげる」
刺繍が趣味の友達、涼子に誘われて私は彼女の家についていくことにした。
彼女は先月このまちへ引っ越してきたばかりでまだ友人は少なく、席が隣の私とだけ仲良くなっていた。
涼子は色白で線が細く、とても整った顔立ちをしている。
まるで雑誌から出てきたモデルのようで、密かに友達になりたいと思っている子が多かった。
だけど涼子には『近づいた子が全員いなくなる』という妙な噂が立っていて、誰も近づこうとしなかったのだ。
なんでも前に通っていた学校で、涼子の中の良かった子がいなくなっていて、未だに行方不明のままらしい。
刺繍が趣味の友達、涼子に誘われて私は彼女の家についていくことにした。
彼女は先月このまちへ引っ越してきたばかりでまだ友人は少なく、席が隣の私とだけ仲良くなっていた。
涼子は色白で線が細く、とても整った顔立ちをしている。
まるで雑誌から出てきたモデルのようで、密かに友達になりたいと思っている子が多かった。
だけど涼子には『近づいた子が全員いなくなる』という妙な噂が立っていて、誰も近づこうとしなかったのだ。
なんでも前に通っていた学校で、涼子の中の良かった子がいなくなっていて、未だに行方不明のままらしい。