1分で怖い話 part1
☆☆☆

翌日、心配していた出来事が起きた
友達があまりに反抗しないものだから、イジメグループの1人がやりすぎたのだ。

机を蹴られて横倒しにされたとき、友達がそれのしたじきになってしまったのだ。
あっと思ったときにはもう遅い。

重たい教科書やノートがつまった机が友達の体の上に乗っていた。
「ちょっと!」

さすがに黙っていられなくて友達にかけより、机をどかす。
下敷きになっていた友達は顔をしかめて足をさすっていた。

「足、大丈夫?」
「うん……平気」

笑顔を浮かべているけれど、その顔は青白い。
立ち上がろうとしてもうまくいかず、そのまま座り込んでしまった。

足首をひねったみたいだ。
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