1分で怖い話 part1
その内容を理解するより先、トラックに跳ね飛ばされていた。
私は横断歩道の前で立ち止まり、大きくため息を吐き出した。
今日も沢山の影を見ることになるんだろうか。
どうしてこんなに沢山の影が見えるようになったんだろう。
ぼーっとしていたことが良くなかったのかもしれない。
ふらりと歩きだして横断歩道を半分ほど通り過ぎたとき、大型トラックが走ってきていた。
気がつけば横断歩道は赤信号に変わっていたのだ。
そのとき、スマホが震えた。
呆然としたままスマホを確認すると、霊感のある友達からのラインだった。
『桃も、もう消えていいよ。本体はいないんだから』
その内容を理解するより先、トラックに跳ね飛ばされていた。
私は横断歩道の前で立ち止まり、大きくため息を吐き出した。
今日も沢山の影を見ることになるんだろうか。
どうしてこんなに沢山の影が見えるようになったんだろう。
ぼーっとしていたことが良くなかったのかもしれない。
ふらりと歩きだして横断歩道を半分ほど通り過ぎたとき、大型トラックが走ってきていた。
気がつけば横断歩道は赤信号に変わっていたのだ。
そのとき、スマホが震えた。
呆然としたままスマホを確認すると、霊感のある友達からのラインだった。
『桃も、もう消えていいよ。本体はいないんだから』
その内容を理解するより先、トラックに跳ね飛ばされていた。