私が一番あなたの傍に…
8章:新しい一歩と将来への不安…
蒼空との件が片付いてから、ずっと穏やかなお付き合いが続いている。
アルバイトも変わらずに続いている。蒼空も引き続き、カフェで働いている。
変に避けられることもなく、同僚として上手くやっている。
きっと間に小林さんがいるから、変な空気にならずに済んでいるというのもある。
今のところ色々上手くいっているため、何事もなく平穏に過ごしているわけだが。
こんなにも平穏な日々が続くと、逆に不安が過ってしまう。
贅沢な悩みだ。自分がこんなことで悩む日がくるなんて、一年前の私には想像できなかったと思う。
それぐらい、幸せな日々を過ごしている。私はこの幸せが続けば、他に何も要らなかった。
*
そんな中で新たな出来事が突然、起きた。
「ねぇ、幸奈」
いつも通り、愁とまったりお家で過ごしていた時のことだった。
何気ない会話だと思い、呑気に何も考えずに返事をした。
「ん?何?」
「そろそろ俺達、同棲しないか?」
全く考えていなかった。愁と付き合えただけで充分、幸せで。満足していた。
愁はちゃんと先のことまで考えてくれていると知り、自分が何も考えていなかったことを反省した。
その上で自分がどうしたいか考えた。考えてもいきなりすぐに答えは出せない。二人にとって大事なことだからこそ、ちゃんと考えてから答えを出したい。
アルバイトも変わらずに続いている。蒼空も引き続き、カフェで働いている。
変に避けられることもなく、同僚として上手くやっている。
きっと間に小林さんがいるから、変な空気にならずに済んでいるというのもある。
今のところ色々上手くいっているため、何事もなく平穏に過ごしているわけだが。
こんなにも平穏な日々が続くと、逆に不安が過ってしまう。
贅沢な悩みだ。自分がこんなことで悩む日がくるなんて、一年前の私には想像できなかったと思う。
それぐらい、幸せな日々を過ごしている。私はこの幸せが続けば、他に何も要らなかった。
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そんな中で新たな出来事が突然、起きた。
「ねぇ、幸奈」
いつも通り、愁とまったりお家で過ごしていた時のことだった。
何気ない会話だと思い、呑気に何も考えずに返事をした。
「ん?何?」
「そろそろ俺達、同棲しないか?」
全く考えていなかった。愁と付き合えただけで充分、幸せで。満足していた。
愁はちゃんと先のことまで考えてくれていると知り、自分が何も考えていなかったことを反省した。
その上で自分がどうしたいか考えた。考えてもいきなりすぐに答えは出せない。二人にとって大事なことだからこそ、ちゃんと考えてから答えを出したい。